ポゼッションサッカーは時代遅れ?弱点は?

この記事では、「ポゼッションサッカーの弱点、時代遅れで弱いか?」についてご紹介します!

こうへい

🔷僕のプロフィール。・大学時代は【全国優勝のキャプテン、国見や青森山田のキャプテン、年代別日本代表、Jユースなど強豪出身の選手】と練習の大学時代(^-^)

・大阪でサッカーやリフティングの個人レッスンを行っています!

・youtubeでサッカースパイクのレビューを中心に投稿☝

 

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目次

ポゼッションサッカーとは

ポゼッションサッカーとは、「相手チームよりボールを支配し、試合の長い時間を優位に進める」というイメージです。

正確な定義は曖昧で、「何%ボールを支配していたらポゼッションサッカーなの?」という決まりもありません。

 

全くボールを保持せず相手に持たせるなんてチームもありませんよね😁

ポゼッションサッカーが日本でも最も有名になったのは、グアルディオラ時代のバルセロナかなと思います。

こうへい

シャビ、イニエスタ、ブスケツ、ロナウジーニョ、メッシ

などバルセロナの黄金期が華麗なショートパスや個人技を組み合わせて、美しく強いフットボールを展開したことが発端です。

また、「シャビやイニエスタのような比較的小柄な選手でも、サッカーIQや止めて蹴るなどの基礎技術を高めることで、世界でも活躍できる」と日本人が注目したのもここが始まりかと☝

Jリーグで5連覇を達成した川崎フロンターレでも、「止めて蹴る」にフォーカスし、圧倒的な強さを見せたことで

ポゼッションサッカー=日本が追い求めるべきサッカー

となった訳です。

2022年ワールドカップで大逆転?

海外でも「ポゼッションサッカーは時代遅れか?」みたいな流れはありますが、ポゼッションサッカーの対によく上がるのがカウンターサッカーです☝

こうへい

記憶に新しい2022年ワールドカップで、我が日本代表がスペイン、ドイツなどの強豪校を倒したのが

まさにカウンターサッカーです☝

 

🔷2022年ワールドカップ日本代表戦績

日本代表対ドイツ代表→2:1 ボールポゼッション 26:74%

日本代表対スペイン代表→2:1 ボールポゼッション17:83%

日本代表が格上とされる2国に、歴史的勝利をしたわけですが、注目すべき共通点が圧倒的にボールを支配されている&先制されている中での逆転勝利です☝

こうへい

ドイツもスペインも圧倒的なボール回しを展開し、「サッカーというものはこういうものだよ」と見せつけられていました。

やはり代表の試合(しかもワールドカップ)になると普段のチームでの動きよりもギアが一段上がって、「ボコられるな~」と感心して見ていましたww

スペインやドイツの代表選手は世界最高峰のクラブのレギュラーメンバーばかりです。

日本代表とは全く格が違います☝(ここはワールドカップの結果では覆りません🙇‍♀️)

 

森保監督の采配による勝利のように捉えられた訳ですが、僕はたまたまだと思っていますww

ポゼッションサッカーの弱点

たまたまとはいえ、おもしろいぐらいポゼッションサッカーの弱点に当てはまるような試合でしたので、僕自身分析しました。

①ポゼッションサッカーは疲れる

②ボールを保持することで優越感を持ってしまう

③ポゼッションサッカーのリズムは縦の攻撃に弱い?

プレミアリーグでも、トッテナムのように明らかにカウンターを狙っているチームは近年増えてきています。

4.5本のパスで一気にゴールまで迫るようなカウンターサッカーは見ていて非常に迫力があります✊

 

今思うと全盛期のバルセロナに対峙していたレアルマドリードも堅守速攻の歴史的なチームであると思います😁

①ポゼッションサッカーは疲れる

ポゼッションサッカーはボールを回して支配して、相手のプレス(ディフェンス)の時間を長くして心身共に疲弊させるのが目的の1つです。

ここで、盲点的なお話なのですが、

こうへい

ボールを回してる方も疲れない訳ではないのよ!!笑

パスサッカーを実現させるために、相手よりもポジショニングが良い位置に常に動いてパス回しをするので消耗しない訳ではないんです!

 

更に、今回の日本のようにべた引きしてゴール前のスペースが消えた状態でボール回しをさせられると、ボールは保持してるけど崩し切れないようなストレスフルな時間が続いていくんですよね😅

こうへい

ポゼッションの挙句ドイツ代表はPKでしか、得点していませんよね☝

ドイツもスペインもポゼッションで相手を崩し切ってもう1点奪っていれば、0-4ぐらいまで行っててもおかしくないような展開でした☝

②ポゼッションの優越感

日本がベタ引きしていたとはいえ、ドイツやスペインは圧倒的にボールを支配し続けていました。

ラインもありえないぐらい高い状態でセカンドボールもすぐに拾えると。

こうへい

ワールドカップの大舞台とはいえ、正直舐めてたと思います笑

「所属クラブの試合より強度低い」「いつでも点取れるやろ(実際両国とも前半で先制)」「セカンドボールも拾えるし点取られることはないやろ」

いくらワールドカップとはいえ、格下の日本相手に正直無意識レベルでもこう思ってたと思います☝

 

本当は点を取りまくっても安心してはいけないのがスポーツな訳ですが、ボールを支配することで慢心してしまうケースが非常に多いです☝

③ポゼッションサッカーのリズムは縦の攻撃に弱い?

正解という訳ではありませんが、ポゼッションサッカーは縦の速い攻撃に弱い傾向があります。

こうへい

各駅停車のパス(隣のポジションの選手にパス)を多く繋いで徐々にラインを上げて攻撃していくわけですが、

100%のスプリント(ダッシュ)をする機会は少ないんですよね☝

 

6-7割の速度で走りつつ、横パスと縦パスを織り交ぜてパスを繰り返すのですが、守っている側の選手からすると

ボールを回されているけど決定的なシュートまでは行かれていない

 

また、最初から

「ボールを回されるのは当たり前(ホンマは真っ向勝負したいけど)」

「1個のチャンスがあれば、全力のエネルギーでゴールを奪いに行く」

 

こういった姿勢でポゼッション受けている訳で、いい意味で言うと網を張って千載一遇の相手のミスを狙っている状態な訳☝

こうへい

横パスというのは出してと受け手の2人が置き去りになります。

ここでトップスピードで縦でぶっちぎるというのがカウンターサッカーでは鉄板です☝

これはチャンピオンズリーグなどの超ハイレベルな試合でも当てはまります。

最高レベルのチームが「予想よりもボールを回されて負けそう」という時は一撃必殺のカウンターサッカーに注目ですね😎

ポゼッションサッカーは時代遅れか?

さて、そんな「ポゼッションサッカーが時代遅れか??」ですが、全くそんなことはありません笑

こうへい

世界最高峰と呼ばれるイングランドプレミアリーグで首位に君臨しているマンチェスターシティはポゼッションサッカーでタイトルを総なめにしています😁

プレミアリーグ、チャンピオンズリーグなどでも圧倒的にボールを支配して、勝利する姿は圧巻で、僕も毎試合フルでチェックしています✊

 

恐らく3-4年はシティの圧倒的な強さが続くでしょうね💦

 

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コーチングトレーナー・こうへい

(同志社大学スポーツ健康科学部卒)

・1年で20kgの減量&筋力増強に成功!

という経験を元に、ダイエット&筋トレのコーチングをしています!




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