この記事では、「J下部、ジュニアユースのセレクションに受かる子、受かるには何が必要?」についてご紹介します!

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目次
J下部、ジュニアユースに受かる子
僕が個人指導している小学6年生、5年生の子がガンバ大阪のスーパーエリートクラスに合格しました😁
エリートクラスについてはまずこちらを☝
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ジュニアユース(U-12からU-15)やトレセンの見学も結構行っているので、レベルの基準が分かってきています😁

レッスンに来てくれている中の数名がガンバ大阪のスーパーエリートクラスを受けるということで、
保護者の方と一緒にセレクションを見学に行ってきました👀

新5年生の子を対象とした2次セレクション(最終)でして、8対8のゲーム形式をひたすら☝
「こんなセレクションで小学生たちの特徴なんて分かる?」と思っていたのですが、僕自身感じることが結構ありました✊

僕は、大学サッカーで、青森山田のキャプテン、Jユース(ヴィッセル、ジュビロ、ガンバなど)、日本高校選抜の選手などと練習しており、
ユースやジュニアユース出身の選手は非常に多かったので、そこを想像しながら見ていました😁
皆さんは(僕も含めて笑)、
ドリブルが上手い、トラップが上手い、ディフェンスがうまい、点を決める、なんか一発の強烈な印象的なプレー残した
こういった子がセレクションに合格しそうと思いますよね??
もちろんこれらも大切なのですが、実際僕がセレクションを見て「出来ていない子が凄く多いな」と感じたことをご紹介します✊
ジュニアユースのセレクションをチーム目線で考える
サッカーのセレクションになると途端にイメージが湧きにくくなると思いますので、会社やアルバイトの面接で考えると
この人はうちの会社で活躍してくれそうか??
これがジュニアユースにも当てはまりまして、ジュニアユースで3年間活躍できそうか?ここを見ている訳です☝

そして、ジュニアユースやユースの監督は元プロ選手や高いレベルで活躍した選手が監督やコーチをしている場合がほとんどですから、
もちろん現行のJリーグやユースのサッカーを見据えて選考している訳です☝
一般的にジュニアユースというのは、ボールポゼッションを主体としたサッカーを展開するチームが多く、Jリーグやトップレベルの高校やユースに上がっても活躍できるような育成が行われています😁
ですので、
・ボールを正確に止められる
・インサイドキックで正確な強弱のボールを蹴られる(→これが意外にマジで出来ていない)
・正しいポジションでボールを受けられている
・シュートやキック(特にインサイド)のフォームが良い
フロンターレのポゼッション練習や中村憲剛さんの教えなどにより、“止めて蹴る”が非常に注目される昨今の日本ですが、意外にもインサイドキックのフォームが素晴らしいと思える選手は皆無でした😂
僕もインスタで「止めて蹴る動画」アップしてるのでフォローおなしゃす😁

snsの情報などはどうでもよく、普段の指導からプレミアリーグ基準で考えている僕は(誰やねん笑)「止めて蹴るよりも大事なことがある」と考えているのですが、
その僕でさえも、まずはインサイドトラップ、インサイドキックの質が非常に大切だなと改めて実感し、同時に「スーパーエリートのセレクションでもこんなに出来てないんか」と自分のレッスンの方向性に間違いないと感じました😎
いいパスを通した、いいシュートを決めた、スライディングでナイスディフェンスをした
こういった結果も、もちろん大切ですが、
いいタイミングでダイレクトを使っている(パスミスしても)
密集から離れた位置でパスを受けようとしている(パスが来なくても)
飛び込まずにいい距離間で攻撃を遅らせている(ボールを奪えなくても)
パスを貰う前にルックアップしてステップを踏めている(パスが来なくても)
ボールを持った時の姿勢がいい
特に元プロのような厳しい環境でサッカーをしてきた人が見れば、こういったサッカーIQの高さというのはセレクションの数時間でもすぐにわかりますし、小学生年代でしたらいい意味で目立ちます👀
急造チームで、ましてや我を出すようなセレクションですから、上手くいかないなんてことは想定の範囲内です☝

実際に僕がお父さんに「ビブスの6番の子と8番の子はうまいし受かると思います」と言った子は
大阪の強豪チーム在籍の子でした😁(ここでもお父さんの評価が上がりました笑)
僕も含めてみる人が見れば、普段どういったプレーをどういったレベルでしているのかはボールの持ち方や姿勢でもある程度予想できます👍
ちなみにこれは大学や社会人サッカーでも同じで、その日の調子などはもちろんありますが、「そこでそんな持つか」「このプレッシャーでそんなに慌てるか」などでそのプレーヤーの実力は結構分かるものです😎
先天的な能力は絶対にプラス
サッカーIQやサッカーの技術は教えることが出来ますし、僕自身もビックリするほどジュニア年代はどんどん伸びていきますが、やはり先天的な能力は絶対にプラスですし、アピールすべきですね☝

①身長が高い②足が速い③骨格がしっかりしている(体が強い)
この順に、やっぱりストロングポイントかな~と😎
「君は来年までに10cm身長を伸ばして!」という注文は無理ですし、
ジュニアユースやユースはプロを見据えた育成機関ですから、いくらボールタッチが上手くても身長が160cm代ではプロになれる確率は低いので、身長が高い子はパッと目に止まりますし、有利やと思います。
身長低い子が伸びることを期待するよりも、現在身長が高い子を選ぶ方が確率が高いのでジュニア年代は特に仕方ない部分はあるかと😅
日本では150cm代の選手がプロになったりも稀にありますし、小さいことをストロングポイントにすることはもちろん可能ですが、プレミアリーグでは160cm代の選手すらほとんどというか全くいません😅
まとめると、
・止めて蹴るやキック、シュートやドリブルのフォームが綺麗(ジュニアのポゼッションに適応できそう)
・正しいポジショニングを意識していてプレーの準備も正確
・プラスαで身長や体格が良く、足が速い
逆に僕は、こういった基礎ですが非常に重要な部分を重点的にレッスンしてます✊(営業トーク)
コミュニケーション能力は?

コミュニケーション能力が必要と思っている方も多いかと思いますが、
セレクション合格という意味では、あまり重要ではないと思っています😎(サッカー以外では絶対大事ですが笑)
人の話を全く聞けないとか、チームのメンバーと一言も話さないとかであれば問題ですが、サッカー選手も皆太陽みたいに明るい人ばかりではありませんし、どちらかというとシャイで無口な人も多いですよね。
「どんまい!どんまい!」や「声出していこう!」「ナイッシュー!(入ってないけど)」と言ってる子が多く(チームで言えって言われているんやろなと🤔)、それらをコミュニケーションと思っている保護者の方も多そうですが、僕は不必要だと思っていて、
「ボールにもう少し早くプレッシャーに行こう!」「相手がそんなに来てないし、DF焦らず繋いでいこう!」など具体的な試合のためのコミュニケーションを取る子がいると目立つなと思いました(^-^)
実際僕が聞いている限りでは、1人もいませんでした😎
セレクションの合否は通過点でしかない!
突出した武器がない場合、他の選手と埋もれて不合格となるケースも多いですが、不合格になっても落ち込まなくてOK✊
J下部組織のユースに上がれなかった選手でも世界的に活躍する選手が多くて、セレクションやその時の判断材料では見抜けないことも多いんです☝
鎌田大地(ガンバ)
本田圭佑(ガンバ)
林大地(ガンバ)
昌子源(ガンバ)
中村俊輔(マリノス)
後の代表になる選手を逃してるヤバさという見方もありますが、「ユースに上がれなかった劣等感、反骨心」「自分はまだまだやという気持ち」これらがあったからむしろ代表まで上り詰めたという見方も出来ます✊

僕の大学の時のチームや相手チームを見ての主観ですが、ユース出身の人はうまいんですが、やはり“自分は選ばれたエリート”っていう感じの人が多いんですよね☝
マリノスのジュニアユース出身の同期も600人受けて受かったのは10人と言ってましたし、「もっとうまくなりたい」という反骨心よりはプライドの方が高い感じの人が多いんですよね😎
セレクションの合否が全てではないので、合格しようがしまいが態度を変えずに継続して今の自分より成長させていくことが何よりも大切ですね😁😁

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🔷僕のプロフィール
大阪でサッカーやリフティングの個別指導もしています(^-^)
同志社大学スポーツ健康科学部卒業(体育会サッカー部)